高血圧の原因は色々ありますが、そのうち90%くらいは原因がはっきりとわからず、本態性高血圧と呼ばれています。本態性高血圧の原因は1つではなく、様々な要因が関わりあって起こっていると考えられています。
○遺伝的要因 本態性高血圧の最も大きな要因として、遺伝によるものが考えられています。高血圧になる人の家族や親族の中には同じように高血圧の人がいる事が多く、遺伝子が関係しているとされています。
○加齢による血管老化の要因 人間の血管は年齢とともに老化し、個人差はありますが動脈硬化を起こしていきます。これがスムーズな血流を妨げて、血圧を上昇させる原因として考えられています。
○環境的要因 食事からの塩分の摂りすぎやタバコ、お酒、ストレスなど、生活習慣に起因する要因も考えられます。これらの要因は生活習慣を改善する事で取り除く事が可能ですが、改善する事が難しい習慣がある事も事実です。
女性の高血圧
女性は一般的に男性よりも血圧が低く、あまり高血圧が問題になる事はありません。それは女性ホルモンに血管の収縮や老化を防いだり、水分やナトリウムの排泄を促す作用があるからです。しかし更年期以降は女性ホルモンの分泌が大幅に減少するため、高血圧に対しては男性と同様に注意しなければなりません。
女性の場合、最も血圧に注意をしなければならないのが妊娠中です。妊娠中はホルモンバランスが変わりやすく肥満にもなりやすいため、血圧が上がりやすくなります。
妊娠中の高血圧はWHOのガイドラインによると、最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上、あるいは妊娠前か初期と比較して最高血圧が+25mmHg以上、または最低血圧が+15mmHg以上であれば妊娠性高血圧とされています。
高血圧が進むと妊娠中毒症になりやすくなるため、太り過ぎないようにしなければなりません。最終的な体重増加は標準体重の人で8kg以内、多くても10kg以内にとどめるようにしましょう。
また妊娠中の減塩や適度な食事量を守る事も大切です。妊娠中の高血圧が進むと降圧薬を使用しなければならなくなりますが、胎児への安全性を考慮して使用できる薬も限られてきます。
使用可能な薬でも妊娠中は慎重に使わなければなりませんので、胎児のためにも肥満を防いで妊娠中の高血圧を予防するようにしましょう。
女性の場合、最も血圧に注意をしなければならないのが妊娠中です。妊娠中はホルモンバランスが変わりやすく肥満にもなりやすいため、血圧が上がりやすくなります。
妊娠中の高血圧はWHOのガイドラインによると、最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上、あるいは妊娠前か初期と比較して最高血圧が+25mmHg以上、または最低血圧が+15mmHg以上であれば妊娠性高血圧とされています。
高血圧が進むと妊娠中毒症になりやすくなるため、太り過ぎないようにしなければなりません。最終的な体重増加は標準体重の人で8kg以内、多くても10kg以内にとどめるようにしましょう。
また妊娠中の減塩や適度な食事量を守る事も大切です。妊娠中の高血圧が進むと降圧薬を使用しなければならなくなりますが、胎児への安全性を考慮して使用できる薬も限られてきます。
使用可能な薬でも妊娠中は慎重に使わなければなりませんので、胎児のためにも肥満を防いで妊娠中の高血圧を予防するようにしましょう。
高齢者の高血圧
一般的に高齢になってから高血圧を発症する事はあまりなく、ほとんどが以前から高血圧である場合です。
なぜなら高血圧の9割を占める本態性高血圧は男性で30~40代、女性は50代で発症する事が多く、60代以降で発症する事はまれだからです。
もし高齢になってから血圧が上がったのであれば、腎血管性高血圧などの二次性高血圧が疑われますので、原因を確認する必要があります。
高齢者の高血圧は最低血圧の割に最高血圧が高いという特徴があります。その理由として血管の動脈硬化が進んでいる事があげられます。動脈硬化によって血管内部が狭くなっていると血液が流れにくくなるため、それだけ強い圧力で血液で流そうとするために最高血圧が上昇してしまうからです。
また、高齢者の高血圧の特徴として血圧の変動のしやすさがあります。これは心機能や筋力の低下、血行不良などによるもので、急に立ち上がって血圧が下がる起立性低血圧や、食後の消化器系に血液が使われる事で、食後30~90分くらいにも低血圧が起こりやすくなります。また入浴後にも血圧が下がりやすくなります。
高齢者の高血圧の基準も一般成人と同様、最高血圧で140mmHg以上、最低血圧で90mmHg以上です。治療の行い方も同様で軽症であれば食事療法や生活改善などを行いますが、高齢者の場合にはなかなか生活習慣を変える事が難しく、そのため必要に応じて降圧薬を使用します。
高齢になると他の病気で複数の薬を処方されている場合もあります。降圧薬の中には他の薬と相互作用を起こすものがありますので、合併症の有無や現在使っている薬をきちんと医師に伝えるようにして下さい。
なぜなら高血圧の9割を占める本態性高血圧は男性で30~40代、女性は50代で発症する事が多く、60代以降で発症する事はまれだからです。
もし高齢になってから血圧が上がったのであれば、腎血管性高血圧などの二次性高血圧が疑われますので、原因を確認する必要があります。
高齢者の高血圧は最低血圧の割に最高血圧が高いという特徴があります。その理由として血管の動脈硬化が進んでいる事があげられます。動脈硬化によって血管内部が狭くなっていると血液が流れにくくなるため、それだけ強い圧力で血液で流そうとするために最高血圧が上昇してしまうからです。
また、高齢者の高血圧の特徴として血圧の変動のしやすさがあります。これは心機能や筋力の低下、血行不良などによるもので、急に立ち上がって血圧が下がる起立性低血圧や、食後の消化器系に血液が使われる事で、食後30~90分くらいにも低血圧が起こりやすくなります。また入浴後にも血圧が下がりやすくなります。
高齢者の高血圧の基準も一般成人と同様、最高血圧で140mmHg以上、最低血圧で90mmHg以上です。治療の行い方も同様で軽症であれば食事療法や生活改善などを行いますが、高齢者の場合にはなかなか生活習慣を変える事が難しく、そのため必要に応じて降圧薬を使用します。
高齢になると他の病気で複数の薬を処方されている場合もあります。降圧薬の中には他の薬と相互作用を起こすものがありますので、合併症の有無や現在使っている薬をきちんと医師に伝えるようにして下さい。
高血圧の検査の進め方
高血圧の検査では、まず始めにスクリーニング検査を行います。スクリーニング検査とは、問診、診察、肥満の判定、尿検査、血圧検査、眼底検査、心電図検査、胸部X線検査の事で、これは誰にでも行われる検査です。これらの検査によって高血圧の種類と程度が調べられ、明らかに原因や合併症がない軽い高血圧と診断された場合は、食生活や日常生活の注意点の指導が行われます。しかし血圧がかなり高かったり合併症が疑われる場合には、さらに詳しい検査が行われます。
○ 問診 医師は患者さんから話を聞く事によって、本態性高血圧なのか、他の病気が原因で起こる二次性高血圧なのかを判断します。あらかじめ問診票に現病歴や既往歴、家族の病気についてなどを記入し、それを基に進められる事が多いようです。このほか、普段起こっている症状や始まった時期、症状が出やすい時間帯などをあらかじめまとめておくと、診断の際に情報の漏れが少なくなります。
○ 診察(血圧測定・聴診・打診・触診) 血圧は時間帯によって変動がありますが、基本的には病院で測定した値をもとに高血圧かどうかを判定します。聴診は聴診器を胸やお腹にあてて、心血管の雑音の有無や心音の変化などを聞きます。打診では指でトントンと胸をたたいて、心臓が大きくなっていないかなどを調べます。心臓の大きさは大抵レントゲンで判断をするので、打診はあまり行わなくなっています。触診は体を触って腎臓や肝臓の腫れ、腫瘍の有無、むくみがないかなどを調べます。高血圧によって腎機能が低下すると、脚のすねにむくみが出るようになります。
○ 肥満の判定(BMI) 肥満は高血圧を悪化させたり合併症を引き起こす最大の原因になります。そのため体重管理が高血圧治療にとって大切になってきます。肥満は大きく分けて皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満がありますが、心臓や血管の病気にとってリスクになるのは内臓脂肪型肥満です。肥満の程度を判定する簡単な指標として、身長と体重のバランスから判定するBMI(ボディ・マス・インデックス)があります。
○ 問診 医師は患者さんから話を聞く事によって、本態性高血圧なのか、他の病気が原因で起こる二次性高血圧なのかを判断します。あらかじめ問診票に現病歴や既往歴、家族の病気についてなどを記入し、それを基に進められる事が多いようです。このほか、普段起こっている症状や始まった時期、症状が出やすい時間帯などをあらかじめまとめておくと、診断の際に情報の漏れが少なくなります。
○ 診察(血圧測定・聴診・打診・触診) 血圧は時間帯によって変動がありますが、基本的には病院で測定した値をもとに高血圧かどうかを判定します。聴診は聴診器を胸やお腹にあてて、心血管の雑音の有無や心音の変化などを聞きます。打診では指でトントンと胸をたたいて、心臓が大きくなっていないかなどを調べます。心臓の大きさは大抵レントゲンで判断をするので、打診はあまり行わなくなっています。触診は体を触って腎臓や肝臓の腫れ、腫瘍の有無、むくみがないかなどを調べます。高血圧によって腎機能が低下すると、脚のすねにむくみが出るようになります。
○ 肥満の判定(BMI) 肥満は高血圧を悪化させたり合併症を引き起こす最大の原因になります。そのため体重管理が高血圧治療にとって大切になってきます。肥満は大きく分けて皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満がありますが、心臓や血管の病気にとってリスクになるのは内臓脂肪型肥満です。肥満の程度を判定する簡単な指標として、身長と体重のバランスから判定するBMI(ボディ・マス・インデックス)があります。
高血圧の食事療法
高血圧の食事療法の基本
高血圧は食生活の影響を受けやすく、高血圧を予防・改善するためには食事内容を見直す必要があります。食事療法の基本としては、食塩の摂取量を減らす、食べすぎを避ける、脂肪分の摂取を控える、栄養バランスのよい食事を摂る、の4つがあります。
食塩の摂取量を控える事は高血圧の食事療法で最も大切な事で、ナトリウムに対して感受性の高い人では食塩の摂取量を減らすだけで血圧が正常になる事もあります。日本人平均の食塩摂取量は1日13gとされており、これを1日7g以下に抑える必要があります。
食べすぎは肥満や糖尿病、高脂血症など生活習慣病全般の危険因子であり、動脈硬化の原因のひとつでもあります。肥満傾向の人はBMI(ボディ・マス・インデックス)から算出する標準体重(身長(m)×身長(m)×22)に収まる事を目標にしましょう。また脂肪分の摂りすぎは血中のコレステロールや中性脂肪を増やし動脈硬化のリスクを増やしてしまいます。栄誉バランスを考え、タンパク質、脂質、糖質のほか、ビタミン、ミネラルなどの摂取を心掛けましょう。特にタンパク質は血管の強化に欠かせない栄養素なので毎日の食事で忘れず摂るようにしましょう。
高血圧は食生活の影響を受けやすく、高血圧を予防・改善するためには食事内容を見直す必要があります。食事療法の基本としては、食塩の摂取量を減らす、食べすぎを避ける、脂肪分の摂取を控える、栄養バランスのよい食事を摂る、の4つがあります。
食塩の摂取量を控える事は高血圧の食事療法で最も大切な事で、ナトリウムに対して感受性の高い人では食塩の摂取量を減らすだけで血圧が正常になる事もあります。日本人平均の食塩摂取量は1日13gとされており、これを1日7g以下に抑える必要があります。
食べすぎは肥満や糖尿病、高脂血症など生活習慣病全般の危険因子であり、動脈硬化の原因のひとつでもあります。肥満傾向の人はBMI(ボディ・マス・インデックス)から算出する標準体重(身長(m)×身長(m)×22)に収まる事を目標にしましょう。また脂肪分の摂りすぎは血中のコレステロールや中性脂肪を増やし動脈硬化のリスクを増やしてしまいます。栄誉バランスを考え、タンパク質、脂質、糖質のほか、ビタミン、ミネラルなどの摂取を心掛けましょう。特にタンパク質は血管の強化に欠かせない栄養素なので毎日の食事で忘れず摂るようにしましょう。
登録:
投稿 (Atom)