コーヒーを飲みすぎると、カフェインの昇圧作用で血圧が上がるといわれていました。
近年アメリカの研究結果では、コーヒーを飲んで高血圧になることはなく、むしろ高血圧になりにくいことがわかってきました。
カフェインは心筋に直接作用して、心筋機能を穏やかにするため、心臓にかかる圧力が減るようです。
さらにカフェインは腎臓に働いて利尿効果があります。高血圧治療に利尿剤を服用して副作用を心配するくらいでしたら、コーヒーを飲んだ方がよほど健康的ではないでしょうか。
さらにカフェインは腎臓に働いて利尿効果があります。高血圧治療に利尿剤を服用して副作用を心配するくらいでしたら、コーヒーを飲んだ方がよほど健康的ではないでしょうか。
コーヒーを1日6杯程ほど飲む人は、コーヒーを全く飲まない人に比べて血圧が低いという研究結果も出たそうです。
コーヒーを毎日1~3杯飲んでも、全く飲まなくても、高血圧を発症する頻度には関係がないことが分かっています。しかし、4~6杯以上となると高血圧になる危険性がより減る傾向にあることが分かりました。
コクロロゲン酸というコーヒー豆の芳香成分は、老化の原因である活性酸素を除去する抗酸化物質であり、がん細胞の転移を抑制することも発見されています。
さらにクロロゲン酸には血管拡張作用があり、血圧降下作用があります。