ペプチドには魚由来のペプチドや乳タンパクの主成分ラクトトリペプチド,ゴマペプチドなどの種類があります。
血圧は腎臓に流れる血液の量と酵素の働きによって調整されています。複雑な化学変化の過程を経て最終的に「血管を収縮させる働き=血圧を上げる働き」があるアンジトテンシンIIという物質が作り出されます。
アンジトテンシンIIを作るためには、アンジトテンシン変換酵素が必要となります。
ペプチドはACE酵素の働きを阻害し高血圧を改善,解消する栄養として注目されています。サントリーが発見したゴマペプチドはロイシン・バリン・チロシンの3つのアミノ酸から構成されるペプチドで、高めの血圧をコントロールする効果があります。
ゴマペプチドを配合したサントリーのゴマペプ茶を1日1本飲用した場合、4週間で血圧の低下がみられ、12週間後には最高で血圧で13mmHg、最低血圧で6mmHgの低下が確認されています。