高血圧の薬(降圧薬)の種類:ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬)

血管を収縮させて血圧を高くするアンジオテンシンⅡという物質の作用を抑えて、血圧を下げる効果を持つ薬で、安定した効果が期待できるとされています。作用はACE阻害薬に似ていますが、副作用の咳が起こりにくいのが異なる特徴です。血圧を下げる効果のほかに心臓や腎臓を保護作用も期待されています。

○可能性のある副作用:軽い動悸・眩暈(めまい)など
○使用してはいけない人:妊娠中または妊娠の可能性のある女性、高カリウム血症を合併する高血圧患者


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