血圧降下剤の使い方 カルシウム拮抗薬 

ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬は、圧受容器反射を介した交感神経の活性化から、反射性の頻脈が起こりやすい。

エポニジピンはT型チャネルも抑制して心保護作用、腎保護作用を、シルニジピンはN型チャネルも抑制して交感神経抑制効果を示す。

アゼルニジピンは降圧に伴う心拍数の増加が見られにくい。ニフェジピン、バルニジピン、マニジピン、ベニジピンには利尿効果がある。

ベニジピン、シルニジピン、エホニジピンは腎糸球体の輸出細動脈を拡張させて、糸球体圧を低下させ、腎保護作用を示す。

これらの血圧低下作用以外の付加作用も治療に対して十分考慮に入れる。 長時間型か短時間型かについても気をつけたい。

アダラートなどの短時間型Ca拮抗薬は急に血圧が下がるので、虚血性疾患の続発に注意し、最もよく使われるノルバスクなどの長時間型Ca拮抗薬は24時間降圧作用が持続していない場合があることに注意する。