高血圧と怖い脳の合併症

高血圧で脳に起こる合併症があります。
合併症が脳に起これば、とても危険な状態になることが多く、最悪、命を落としかねません。

また脳は人のすべての機能をつかさどっていますので、もし命が助かったとしても障害が残れば、その後の日常生活に大きく影響します。

脳に起こる高血圧の合併症は、脳こうそく、脳出血がよく知られています。


脳血栓には、ラクナこうそく・アテローム血栓性こうそく・脳そくせんの3つの種類があります。いずれも高血圧により血栓が脳にでき、脳の血管が詰まることが原因です。

脳出血は、高血圧により、脳の細い血管が破裂する症状です。高出血は出血した場所が、脳のくも膜下診あるときを、くも膜下出血といいます。
そして、脳の血管が破れ出血し、この事で脳が正常に機能しない、障害が残ることを総括して脳卒中といいます。


脳で起こる動脈硬化は、危険な合併症の脳血栓や脳こうそくを引き起こします。
これらの症状は、とても重篤な障害を残すことがあります。脳の機能が一部麻痺し、言語障害や半身麻痺という後遺症を残します。これらの障害は、日常生活に影響を及ぼします。また発作が起きたとき、速やかな処置が行われなかった場合は、死に至ることもあります。

このようなことにならない為にも、日常の食事に気を付け、適度な運動をして、降圧剤を服用されている方は、適切に服用し血圧のコントロールを行います。

高血圧
の合併症の怖さを十分に理解して、血圧のコントロールを行い、今以上に悪化しないように気を付けましょう。脳出血は日本では三大死因の一つにあげられています。