高血圧にならない生活習慣

高血圧は日常の生活習慣が要因となって起こる疾患です。
高血圧になる方のおよそ9割の方は、ハッキリとした原因はわかりません。

高血圧の初期の自覚症状は、ほとんどといっていいほどありません。このため、見逃しやすく定期検診か、日常から自宅で血圧を計測していなければ、早期の発見は難しいです。

高血圧にならないためには、日ごろからの食事と運動が大切になります。
日常の食生活は、栄養の取れたバランスの良い、また塩分を控えた低カロリーな食事が望まれます。

特に塩分の取りすぎは、血圧を高めます。もともと日本食は塩分の多い料理が多いので、なるべくお塩やしょう油を控えたメニューを考えます。また脂分の多い食事もよくありませんので、取りすぎないことに注意します。

脂分の多い食事は血中のコレステロールを増やし、動脈硬化の原因になります。これは血圧を上げることになります。
外食の味の濃い食事は、なるべく避けた方が良いです。
アルコールは定期量であれば良いと考えられています。しかし、飲酒は量が過剰になりやすいので、飲み過ぎないように注意してください。


また運動は、適度な運動が好ましく、一日、ウォーニングであれば30〜40分程度の運動を毎日行いましょう。特に激しい運動でなくても、毎日続けられるメニューで行います。大切なことは毎日続けることです。

高血圧に良くないと言われるストレスも、解消できる方法をそれぞれに見つけましょう。何かひとつ没頭できるような趣味が良いでしょう。なかなかできないような趣味でなく、手軽にできる趣味が、すぐできることで望ましいです。
ストレスを兼ねたスポーツが良いでしょう。