子供の高血圧

 最近子供の血圧が上昇傾向にあるようです。原因として考えられるのは、栄養が多い食事を多く摂るようになったこと、早い時期から受験などでストレスが増えたこと、お菓子に含まれる塩分などを多く摂っていること、運動をする機会が少なくなったなどが挙げられます。

 また、子供の高血圧だけでなく、同時に肥満も増えているのも同じような要因によるものでしょう。

 大人になってから高血圧になるのはある程度仕方がないことです。徐々に心臓や腎臓の機能が低下していきますし、血管も長年血液の圧力に影響を受けて弾力性もなくなってきますし、コレストロールもある程度付着していきます。

 ですが、子供の場合は、まだ新しい身体機能を持っているわけですから、通常の生活習慣においては、血圧が高くなるケースは低いのではないかと思われます。

 もし、子供の頃から高血圧の傾向にある場合は、大人になってからも高血圧になりやすい傾向になるといわれています。

 子供の頃から血圧が高いという場合は、少し生活習慣の食生活やストレス環境などを親が見直す必要があるかもしれません。

 大人になってから困る前に事前に予防できることはしておいた方が良いのではないかと思われます。