よく高血圧関連で耳にする言葉として、仮面高血圧という言葉があります。
仮面というと聞きなれないイメージですが、実は高血圧以外にもうつ病にも使われたりもします。
仮面という言葉を使うということは、高血圧ではなさそうにも関わらず実は、高血圧であるということです。
このような仮面高血圧では、診察時の測定では通常の血圧であるのに、実は診察時以外の時では実は高血圧であったりする場合がそれに当たります。
血圧はもともと1日の間でも大きく変動することもあります。人によってはそれがかなり極端に出る人もいます。
そういう人は、高血圧がなかなか見えにくくなっています。
仮面高血圧の場合は、通常の高血圧と違って数値が見えにくいですから、気づいたときには何らかの疾患に発展している可能性もあります。
ですから、仮面高血圧の方が危険の場合もあるということです。常日頃から高血圧を意識していれば、ある程度の予防ができますが、このように気づかないままではそのまま高血圧が放置され続けることになります。
自分は高血圧ではないと思っている人でも、ある程度の期間は血圧測定してみるのも良いかもしれません。結局は仮面高血圧を早期に発見するには自分が意識して測定してみるしか方法がありません。