高血圧を水泳で防ぐ

高血圧の運動療法では水泳などの有酸素運動を中心にすべきです。

高血圧の危険因子である肥満を改善するには有酸素運動が最適であり、さらに有酸素運動によって末梢血管を拡張させて血液の循環をよくして、血圧を下げることができるからです。

有酸素運動に適した運動としては、ジョギング、水泳、自転車などがあります。毎日続けられるようにすることも高血圧の運動療法として大切なことです。

有酸素運動は軽く息が弾むような強度で行うことがポイントです。激しい運動は長続きせず、膝や足首などの運動器官に負担がかかって、かえって運動器官を傷める結果になってはいけません。

水泳はコレステロールや中性脂肪を減少させ、新陳代謝も活発化できます。その結果、血液がサラサラになり肺や心臓の活発に働くので、血液の中に血圧を下げる物質が分泌されます。こうなれば、高血圧を予防することも期待できます。

重度の高血圧の人は運動を行うのに注意が必要であったり、運動が適さない場合もあるので、有酸素運動を始める前にお医者さんに相談するようにしましょう。

有酸素運動は高血圧だけではなく、ダイエットにも効果的であることはよく知られています。



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